ほんとうのピノッキオの豆知識・失敗談

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  ほんとうのピノッキオ

  2021年11月5日 上映 / イタリア / 124分

  3.5/5.0

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  貧しい木工職人のジェペットじいさん(ロベルト・ベニーニ)が丸太から作った人形が、ある日突然しゃべり始める。ピノッキオ(フェデリコ・エラピ)と名付けられた人形は、ジェペットじいさんの家を飛び出し、森の奥深くへと分け入っていく。ピノッキオは優しい妖精の言いつけに背き、おしゃべりコオロギの忠告を尻目に、人間の子供になりたいという願いを胸に冒険を続けていく。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  マッテオ・ガローネ監督は、これまで何度か家族向けに映画化してきましたが、本作では、カルロ・コロディの原作の厳しい雰囲気と風刺的なトーンに立ち返り、残酷さや極貧の描写を盛り込みたいと考えました。ガローネ監督によると、本作の暴力的な内容に対する批判の多くは大人からのものであり、試写での子供たちはその点について非常にリラックスしていたといいます。
• 豆知識・トリビア
  『ピノキオ』（2002年）で脚本・監督・主演を務めたロベルト・ベニーニがゼペットを演じます。
• 豆知識・トリビア
  マッテオ・ガローネ監督は、”Toyland”のシーンは撮影に失敗したと語っています。何十人もの子供のエキストラが撮影現場に放たれていましたが、彼らは楽しそうに遊ぶどころか、ほとんどが誰が何で遊ぶかをめぐって喧嘩を始めていました。最初は遊び場というよりも戦場のようだった、と彼は語っています。
• 豆知識・トリビア
  ピノキオのメイクアップは3時間かけて行われました。
• 豆知識・トリビア
  ロッコ・パパレオ（本作では猫を演じています）は、アニメ『ピノキオ』（2012年）でマンジャフォルコの声を担当しています。
• 豆知識・トリビア
  ゼペット役にはトニー・セルヴィッロが候補に挙がっていました。

失敗談・うっかりミス

• 失敗談・うっかりミス
  ピノキオがロバから再び人形に変わるとき、泳いでいるときやサーカス団のオーナーと話をしているとき、最初の3つのシーンでは首に縄を巻いた状態で映っていましたが、最後の「さようなら」のときには首の縄が消えていました。