映画:恋愛日記(監督:フランソワ・トリュフォー、1978年)
このレビューにはネタバレが含まれています
2023年11月11日 02時23分
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総合評価:
3.0
この映画を、2014年10月18日に角川シネマ有楽町(旧そごうデパート有楽町店建物内の映画館)で、観ております。
本作は、カソリック宗教的映画として観ることも可能な映画で、すぐれています。
主人公は、流体力学研究所の主任研究員ですが、
キリスト教の女たちは、どんな思想の者たちなのか、を、調査する目的で、
女性遍歴を重ね、都度インタビューを試み、そのインタビューに基づく本を出版しますが、
しかし、その本が、書店に並ぶ前に、交通事故で死んでしまう(殺されてしまう?)、という、悲しい話し😆、を、
ハイテンポな演出で、優しく描いた、洒落た映画です😊。
その本は、恋愛日記というタイトルで、主人公の死後、7万部も売れた、とのことです。
従って、脚フェチ映画、ではありません。
映画の後半に、本のタイトルをどうしようか…、という、出版社の役員たちの会議、のシーンが、ありますが、性欲異常者の性遍歴、は、どうだろうか、には、明るく笑えました:->。
特に、ラストで、主人公が交通事故で、首の骨が折れて、外科病院のベッドで、死ぬ直前に、
主治医の脇にいる若い看護婦を見て、あなたもキリスト教なのか?、と、問いかけるようなシーン、の演出は、大変、見事です。
これは、注目すべき作品です。
注釈 本作品はR指定映画。
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