ダークポップな世界がカワイイ!
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月7日 11時47分
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総合評価:
4.0
クリスマス前にぴったりの映画です。『アリス・イン・ワンダーランド』や『チャーリーとチョコレート工場』などで有名な監督、ティム・バートンが原案、製作で携わっており、ティム・バートンらしいダークポップな世界観に浸ることができます。ストップモーション・アニメーション技法で撮影されているキャラクターや音楽など、全てが怖カワイイです。
死者の町である「ハロウィン・タウン」の王様ジャックは、その町で毎年行われるハロウィンに物足りなさを感じ、自らサンタクロースとなってクリスマスを行うため奮闘します。本来のクリスマスが何なのか十分に理解していないジャックは、良かれと思ってした行いが全て裏目にでてしまい、結果としてはクリスマスの開催は失敗に終わります。分不相応な行いは実を結ばないという残酷なストーリーのようにも受け取れますが、人によって得意・不得意があり、自分らしくあることの価値と自分のあるべき居場所を再確認することができる良作です。
イメージワード
- ・楽しい
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