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フェイブルマンズの豆知識・失敗談

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豆知識・トリビア

  • 豆知識・トリビア
    Benny役のセス・ローゲンは、スティーブン・スピルバーグが制作中の現場でよく感情的になっていた事を記者団に語っていました。スピルバーグ監督はセットでよく泣いていたと。この映画はスピルバーグの人生に直接的に基づいていて、映画の中で起こる事は殆どすべて彼に起こった事だそうです。撮影しながら、「これは現実に起こった事?」と聞くと、答えは100パーセント "イエス "だったと言います。
  • 豆知識・トリビア
    サミーが自分で8ミリフィルムを撮影するシーンでは、スティーブン・スピルバーグは、彼が子供時代に作ったものをそのまま再現させることにし、撮影監督のヤヌス・カミンスキーと協力して、できるだけ正確に、しかしカメラアングルは改良して描かれるようにしたのです。本作で描かれた作品には、ボーイスカウトの仲間と写真功労賞を得るために作った西部劇の短編映画、学校のいじめっ子を主役に起用して自分の恐怖に向き合わせた戦争短編映画『Escape to Nowhere』(1961)、セシル B デミル監督の『地上最大のショウ』の列車事故シーンをスピルバーグ監督が再現したものなどがあります。「これらの映画を再現できるのは喜びでした」とスピルバーグは発言しています。「子供の頃、8ミリフィルムでたくさん撮りました。当時はユニークだった。8mmで撮影する人はあまりいなかった。スプライサーを持ってそこに座り、フィルムを密封するために乳剤を削り取り、接着剤を塗ると、文字通りフィルムが接着されるんです。それが懐かしくてね。」
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    撮影中、キャストはスティーブン・スピルバーグ一家の過去のホームムービーや写真、回想録を見て、彼らがどのような存在であったのか、どうすればフィクションである彼ら(フェイブルマン一家)をスクリーン上で新鮮かつオリジナルに感じられるように描けるかを学びました。ポール・ダノはこう振り返ります。「私たちは、毎日大きな経験をしている人と一緒にいて、彼らの人生の一部を見直し、作り直しているのですから。スティーブンのような人が私たちと、そして観客と、あれほどまでに自分自身を分かち合ってくれたことは、本当に深い経験でした」
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    スティーブン・スピルバーグ監督の両親は、両親が亡くなる前に自分達を大きなスクリーンに映し出すよう口うるさく言っていたと言います。
    また、本作を作ることになったきっかけについて、監督は「もし、まだ作っていない映画で個人的な原子レベルで本当にやりたいものを作るとしたら、それは何だろうと真剣に考え始めたんだ。そして、本当に伝えたいストーリーが1つだけあったんだ。また、フェイブルマンズは私が初めて語る青春物語であると。ある家族の中で、若い人が両親を人間として見るようになるのはいつかという事。私の場合、7歳から18歳の間に起こった事のおかげで、両親を親としてではなく、本当の人間として評価するようになったんだ。そして、この映画が少しでもその教訓を伝えてくれることを願っている。」と話していました。
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    スティーブン・スピルバーグとトニー・クシュナーは何年も前から映画のアイデアを話し合っていた。2020年のコロナ渦の、スケジュールが空いている間にクシュナーとゼロから脚本を書く事にしたそうで、2人はロックダウン中に自宅で脚本を書き、2カ月で完成させたという。
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    アメリカ監督協会(DGA)のインタビューによると、スピルバーグは、本作でサミーの撮った映画『Ditch Day』(ビーチの記録フィルム)で、ローガン・ホール(サム・レヒナー)が自分の姿を見たときの反応が、実際の出来事に基づいていることを明かした。実在の人物(名前は明かしていない)は、本物の映画での自分の描かれ方について、怒ってスピルバーグに詰め寄った後、泣きながら逃げ出したという。(スピルバーグと脚本のトニー・クシュナーは、このリアクションの意味を解き明かそうとしたが、できなかった。)その出来事から数年後、スピルバーグがテレビ映画「激突!」を作ったとき、その人物はスピルバーグのオフィスに電話をかけてきて、そのテレビ映画と、夢を追いかけていることについて褒め称えてくれたという。そしてスピルバーグは、かつてのいじめっ子にどんな仕事をしているのか尋ねたところ、その人物は警察官になったと答えた。
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    スティーブン・スピルバーグとジョン・ウィリアムズの最後のコラボレーションになりそうだ。報道によると、ウィリアムズ(2023年2月に91歳になる)は『インディ・ジョーンズと運命のダイヤ』(2023年)を作曲した後、引退する予定だそうです。(※映画のための作曲を引退し、コンサート音楽はまだ書くとの事)また、スティーブン・スピルバーグに「ノー」と言うのは簡単なことではなかったと付け加えている。
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    スティーブン・スピルバーグが脚本家としてクレジットされたのは『A.I』(2001年)以来。
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    スティーブン・スピルバーグは、『ブルーバレンタイン』(2010年)でミシェル・ウィリアムズの演技を見て以来、母リアをイメージしたキャラクターであるミッツィ役を思い描いていたそうです。
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    この映画の開発は1999年にさかのぼる。スティーブン・スピルバーグは以前から自分の子供時代を描いた映画の監督を考えており、当初の構想では「I'll Be Home」というタイトルがつけられていた。妹のアン・スピルバーグ(本作のレジー・ファベルマンというキャラクターにインスピレーションを与えた)が書いた脚本をもとに監督されるはずだった。
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    スピルバーグの“spiel”(スピール=大げさに話す)と、フェイブルマンの”fable”(フェイブル=寓話)という言葉は、"story"(ストーリー=物語)という言葉の同義語です。
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    8mmと16mmのカメラの小道具には本物のフィルムが入っていて、ガブリエル・ラベルはカメラの使い方を教わり、撮影現場で撮影したものを映画に使うために現像したり、1950年代、60年代の編集機や映写機を使って、フィルムをカットしたり繋いだりする方法を学びました。
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    サミー・フェイブルマンが両手をスクリーン代わりにして、開いた手のひらに映写機を向けているショットは、この映画の最も象徴的なショットとして批評家に選ばれました。
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    スティーブン・スピルバーグは、彼の素人時代の映画を再製作する際、オリジナルのカメラワークなどに改良を加えたことを認めている。「いいショットを見たら、ついやってしまうんだ」
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    ガブリエル・ラベルは、オーディションの3ヵ月後にコールバックがあり、そこでようやくサミー・フェイブルマン役に抜擢された。最終的に脚本を読み、自分の役柄が、ティーンエイジャー時代のスティーブン・スピルバーグ自身の架空バージョンであることを知った。
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    本作でポール・ダノがバート・フェイブルマンを演じた最後のシーンは、実はアーノルド・スピルバーグの命日に撮影された。
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    ミシェル・ウィリアムズが演じる、ミッツィ・フェイブルマンの衣装として身に着けていたジュエリーは、実際のリア・アドラー(スティーブン・スピルバーグの母)の物もあり、その中には4人の子供たちの写真が入ったチャームブレスレットもあった。
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    2022年3月、撮影監督のヤヌス・カミンスキーが本作のプロットに関する詳細な情報を提供した。彼は、本作がスティーブン・スピルバーグの7歳から18歳までの人生を描いたものであること、そして「彼の家族、両親との関係、姉妹との問題、しかし主に映画作りへの情熱を扱う」ことを明らかにし、さらに「若い愛、親の離婚、初期の形成的関係性…それはとても美しい、個人的な映画だ。スティーブンの人生、そして映画監督としての彼がどんな人物なのかが、とてもよくわかる作品だ」とコメントした。
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    ポール・ダノはバート・フェイブルマン役を演じるために、実際のスピルバーグの父であるアーノルド・スピルバーグがどのように電子機器を扱ったかを知るために、鉱石ラジオのセットを注文して作った。
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    スティーブン・スピルバーグは、撮影当日まで最終的なカメラの動きについて考えていなかった。
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    ガブリエル・ラベルは、『太陽の帝国』(1987年)など、スティーブン・スピルバーグ監督の映画を何本か見直し、サミーを演じるためにスピルバーグと常に会話を交わし、彼の人生についてより深く学んだ。
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    本作はスティーブン・スピルバーグとトニー・クシュナーの4度目のコラボレーションであり、2人が共同で脚本を書くのはこれが初めてである。クシュナーはこれまでに『ミュンヘン』(2005年)、『リンカーン』(2012年)、『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021年)の脚本をしており、いずれもスピルバーグが監督を努めている。
  • 豆知識・トリビア
    トロント国際映画祭のワールドプレミアでは、非常に好評を得て、観客から2度もスタンディングオベーションを受けた。1度目は上映前、スティーブン・スピルバーグが作品紹介のために登壇したときで、もう1度は、映画上映後のQ&Aの前に行われた。また、多くの観客たちは、レッドカーペット到着から劇場に入るため外で待っている間、スピルバーグの名前を大声で連呼していたとも報じられた。
  • 豆知識・トリビア
    この映画は、監督と共同脚本を務めたスティーブン・スピルバーグの子供時代にインスパイアされている。
  • 豆知識・トリビア
    本作でアカデミー賞作曲賞にノミネートされたとき、ジョン・ウィリアムズは91歳であり、あらゆる部門でアカデミー賞にノミネートされた最高齢の人物となった。
  • 豆知識・トリビア
    スティーブン・スピルバーグ監督の作品としては初めてトロント国際映画祭でワールドプレミア上映された。
  • 豆知識・トリビア
    映画監督の幼少期や青年期を舞台にした同様の映画がこのところ相次いでいる中、2022年に本作は公開された。同様の作品には以下がある。 マイク・ミルズの『20センチュリー・ウーマン』(2016年)、グレタ・ガーウィグの『レディ・バード』(2017年)、アルフォンソ・キュアロンの『ROMA/ローマ』(2018年)、ジョナ・ヒルの『Mid90s ミッドナインティーズ』(2018年)、クエンティン・タランティーノの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年)、ケネス・ブラナーの『ベルファスト』(2021年)、パオロ・ソレンティーノの『Hand of God 神の手が触れた日』(2021年)、ポール・トーマス・アンダーソンの『リコリス・ピザ』(2021年)、リチャード・リンクレイターの『アポロ10号½』(2022年)、ジェームズ・グレイの『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』(2022年)。
  • 豆知識・トリビア
    本作は偶然にも、セシル・B・デミル監督の『地上最大のショウ』(1952年)の公開70周年と同じ年に公開された。この映画は、スティーブン・スピルバーグ監督が子供の頃に初めて観た映画であり、本作でサミーが両親に連れられてこの映画を観に行き、列車事故のシークエンスに目を奪われるというシーンでドラマ化されている。
  • 豆知識・トリビア
    サミー・フェイブルマンが家族のキャンプ旅行と短編映画『エスケープ・トゥ・ノーウェア』の撮影に使った8ミリカメラは、撮影終了後、ガブリエル・ラベルが記念品として保持した。

失敗談・うっかりミス

  • 失敗談・うっかりミス
    幼少期のサミー・フェイブルマンの目は青色で、青年期のサミー・フェイブルマンの目は茶色です。
  • 失敗談・うっかりミス
    ハヌカのキャンドルの入れ方が間違っている。本来は右側から入れるべきで、毎晩一箇所ずつ増やしていくものだが、映画では左側から入れている。

ネタバレ有り

下記の内容にはネタバレが含まれます

豆知識・トリビア

  • 豆知識・トリビア
    デヴィッド・リンチは、自分のシーンの撮影の1週間前にジョン・フォードの衣装を渡して慣らすように要求した。
  • 豆知識・トリビア
    2022年11月7日に行われた本作のオスカー資格審査でのQ&Aで、スティーブン・スピルバーグは、デヴィッド・リンチを説得するのに3週間かかったことを明かし、トニー・クシュナーの夫マーク・ハリスがリンチをスピルバーグに提案した手柄にし、ローラ・ダーンはリンチに何度も電話して承諾させるよう求めたと言います。これに対してリンチは、撮影現場に軽食としてチートスの袋があれば引き受けると言ったそうです。
  • 豆知識・トリビア
    実際のところ、スピルバーグは離婚の原因を父親のせいにしていました。しかし父親はまだ母親をとても愛しており、母親を守るために離婚の責任を負ったのです。スピルバーグは後々までそのことを知りませんでした。そのため、スピルバーグは15年間も父親と距離を置くようになってしまいました。
  • 豆知識・トリビア
    スピルバーグは映画製作をやめようとした時期があった。16歳の時、デヴィッド・リーン監督の大作『アラビアのロレンス』を観て自信喪失に陥ったのだ。「映画を観終わったとき、もう監督になりたくないと思った」と、HBOのドキュメンタリー番組で語っている。
  • 豆知識・トリビア
    最後のサム・フェイベルマンのショットは、地平線がフレームの真ん中にある状態から始まり、カメラは(ジョン・フォードのアドバイス通り)地平線がフレームの下にあるローアングルのショットに移行して、より面白く見えるようになっています。
  • 豆知識・トリビア
    この映画の登場人物のほとんどは、スピルバーグの人生に登場する実在の人物に、新しい名前をつけた架空の人物である。ただし、例外が2人いる。もちろんジョン・フォードは、歴史上のジョン・フォードを意味している。 そしてもうひとり、スピルバーグにはボリスおじさんもいた。
  • 豆知識・トリビア
    ガブリエル・ラベルは、彼との共演シーンが撮影される日まで、デヴィッド・リンチのキャスティングを知らなかったとそうです。リンチがセットに入ってきたことで、サミーと彼の気持ちを体現することができたとし、「(リンチは)素晴らしい人だ」と振り返りました。
  • 豆知識・トリビア
    スティーブン・スピルバーグの母親であるリアは、セス・ローゲンが演じたキャラクターのモデルとなったバーニー・アドラーと結婚した。彼女はリア・アドラーとしてこの世を去った。
  • 豆知識・トリビア
    ジョン・フォード(デヴィッド・リンチ)は、サミー・フェイブルマンに構図を説明する際、彼のオフィスに飾られている絵画に注目させる。リンチは映画監督になる前、自身も画家だった。
  • 豆知識・トリビア
    スティーブン・スピルバーグと母親、そして父親の3人の関係は、とても辛く重い年月が続いたが、やがて平和と和解を手に入れることになる。父アーノルドは、バーニス・コルナー・スピルバーグと再婚した。彼は、ホロコーストの証言を整理し、記録した。母リアは、やがてロサンゼルスに移り住み、「The Milky Way」というコーシャーデリ(ユダヤ教の食事規定に従った惣菜店)をオープンした。2人はやがて、良き友人となることができた。

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