フェイブルマンズ
The Fabelmans
初めて訪れた映画館で映画に魅了された少年サミー・フェイブルマン(ガブリエル・ラベル)。その後彼は8ミリカメラを手に、家族の行事や旅行などを撮影したり、妹や友人たちが登場する作品を制作したりするなど、映画監督になる夢を膨らませていく。母親(ミシェル・ウィリアムズ)が応援してくれる一方で、父親(ポール・ダノ)は彼の夢を本気にしていなかった。サミーはそんな両親の間で葛藤しながら、さまざまな人々との出会いを経て成長する。
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フェイブルマンズの豆知識・失敗談
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豆知識・トリビア
Benny役のセス・ローゲンは、スティーブン・スピルバーグが制作中の現場でよく感情的になっていた事を記者団に語っていました。スピルバーグ監督はセットでよく泣いていたと。この映画はスピルバーグの人生に直接的に基づいていて、映画の中で起こる事は殆どすべて彼に起こった事だそうです。撮影しながら、「これは現実に起こった事?」と聞くと、答えは100パーセント "イエス "だったと言います。
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豆知識・トリビア
サミーが自分で8ミリフィルムを撮影するシーンでは、スティーブン・スピルバーグは、彼が子供時代に作ったものをそのまま再現させることにし、撮影監督のヤヌス・カミンスキーと協力して、できるだけ正確に、しかしカメラアングルは改良して描かれるようにしたのです。本作で描かれた作品には、ボーイスカウトの仲間と写真功労賞を得るために作った西部劇の短編映画、学校のいじめっ子を主役に起用して自分の恐怖に向き合わせた戦争短編映画『Escape to Nowhere』(1961)、セシル B デミル監督の『地上最大のショウ』の列車事故シーンをスピルバーグ監督が再現したものなどがあります。「これらの映画を再現できるのは喜びでした」とスピルバーグは発言しています。「子供の頃、8ミリフィルムでたくさん撮りました。当時はユニークだった。8mmで撮影する人はあまりいなかった。スプライサーを持ってそこに座り、フィルムを密封するために乳剤を削り取り、接着剤を塗ると、文字通りフィルムが接着されるんです。それが懐かしくてね。」
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豆知識・トリビア
撮影中、キャストはスティーブン・スピルバーグ一家の過去のホームムービーや写真、回想録を見て、彼らがどのような存在であったのか、どうすればフィクションである彼ら(フェイブルマン一家)をスクリーン上で新鮮かつオリジナルに感じられるように描けるかを学びました。ポール・ダノはこう振り返ります。「私たちは、毎日大きな経験をしている人と一緒にいて、彼らの人生の一部を見直し、作り直しているのですから。スティーブンのような人が私たちと、そして観客と、あれほどまでに自分自身を分かち合ってくれたことは、本当に深い経験でした」
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フェイブルマンズの映画情報
公開日: 2023年3月3日 / 上映時間: 151分 / 製作年: 2022年
配給・制作会社: 東宝東和 / 映倫区分: PG12 (日本)