スピルバーグの生い立ちに興味ある人向け
2023年4月3日 10時42分
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総合評価:
3.0
スピルバーグが映画の道に進む決意をするまでの物語。
前半の幼少期のエピソードまではあまり面白みを感じなくて、正直退屈だった。
でも後半、高校生になり転校して学校でひどいいじめを受けるあたりから、サミー(スピルバーグ)に感情移入して見入ってしまった。
母親の不倫、ユダヤ人差別、学校でのいじめ(サミーは身体がとても小さい)、そして恋愛などで悩み、葛藤しながら成長していく。
サミーの成長を小さいころから見せられているので、やっぱり自然とサミーに気持ちが入って応援してしまう。
学校でのイケメンのいじめっ子との一連のエピソードは、とても印象的で良かった。
最終的に映画としてとても満足したのだが、それはこれが「スピルバーグの自伝」と知って見ているから興味深く見れたのであって、もしこの映画がただの創作した物語だとしたら、ちゃんと面白く思えたかは疑問ではある。
スピルバーグの生い立ちには全く興味ない人が見たら、どう感じるのだろう…。