切な怖いラブ・ストーリーにも観れる?
2021年1月12日 09時02分
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総合評価:
5.0
何年経っても色褪せないサスペンスの名作。
ジョディ・フォスター&アンソニー・ホプキンス。
この映画の2人の関係は、クラシック音楽を聴いているよう。
そんなことを思っているのは私だけかもしれないサイコなサスペンス映画。
それだけ、この作品が大好きで仕方ない。
FBI上司の命令で、まだ正式なFBI捜査官ではないクラリスが、向かう先は、重罪の犯罪者たちが収容されている精神病院。
あの手この手で人間の臓器を食べちゃったハンニバル・レクター「人食いDr.レクター」に、今起こっている連続殺人事件の犯人との関係を聞き出せ、との命令。
レクター博士は殺人紳士。
クラリスに謝罪をする紳士振りが、怖い。
あるシーンで、クラリスへ愛を持って接していたの?と分かって、切ない。
何度観ても、このシーンを観ると、ため息が出る。
…それ以上に、エグいシーンもあり、レクター博士の狂っちゃってる部分が満載なのも事実。
今は驚かないかもしれない逮捕シーン。
この作品から色んな監督がこの手法を真似したんじゃないか?と思う手法。
アッパレです。
「Dr.レクター、Dr.レクター」ストーリーを締めくくる最高のラストシーンだと思う。これがあったので、「ハンニバル」を創って欲しくなかった…。
まだ観ていない方、いるのだろうか?
シリーズではあるけど「ハンニバル」「レッド・ドラゴン」シリーズではないので、勘違いしている人は、是非観て欲しい。