世界最大の仏原子力発電会社の労働組合代表モーリーン・カーニー(イザベル・ユペール)。会社とその未来、従業員5万人の雇用を守るため、中国とのハイリスクな技術移転契約の内部告発者となったモーリーンが、自宅で何者かに襲われるというスキャンダラスな事件が起きる。耐え難い肉体的暴力と、それを自作自演だと無理矢理供述させようとする権力側からの精神的暴力。被害者から容疑者へという真逆の立場に追い込まれながら、屈することなく闘い続け、無罪を勝ち取るまでを描いた実話の映画化。「エル ELLE」に続き、またも強烈な熱量をスクリーンに放つイザベル・ユペール。2023年3月仏本国で公開され大ヒットした迫真のサスペンス。