実写版ならではの楽しみ方ができました
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月30日 22時21分
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総合評価:
4.0
東野圭吾の人気小説の映画版ということで鑑賞しました。ミステリー映画を見たことがほとんどなかったのですが、原作を読んでいなくても楽しめる内容になっていました。
ホテルのスタッフと捜査員、スタッフと客同士の人間ドラマのようなエピソードが盛り込まれていたので、別の角度からも楽しめる映画だと思いました。木村拓哉が演じる刑事・新田と長澤まさみが演じるフロントスタッフ・山岸が次第にお互いを認め合っていく様子も描かれていて見どころが多く面白かったです。
捜査員・ホテルのスタッフと、普通にホテルを利用している大勢の客がうまく対比されていて、捜査のより強い緊張感が伝わりました。都内の高級シティホテルで撮影されたそうですが、ホテル全体が持つ別世界のような雰囲気によって映画の世界観にさらに没頭することができたと思います。
劇中とエンドロールで使用されている音楽の印象が強く、作品の雰囲気をより深めていて見終わってからも余韻に浸ることができました。
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