「映画：タッカー（監督：フランシス・フォード・コッポラ）」 タッカー Ed.Ian（France）さんの映画レビュー

既存の自動車メーカーに、無い、高性能のセダン車を開発するために、仲間を集め、会社を設立し、試作車完成。
しかし、工場の敷地・建物、の取得と建設計画が、ズサンで、銀行から融資を受けられず、断念。
これを、途中に、雑誌や新聞の記者たちへの発表会をゴージャスに演出、次に、試作車の運転性能を実際に運転して試験するシーン、を置いて、逆説的に表現する、社会派映画。
実話のようですが、夢がある、すぐれた作品です。
映画：白と黒のナイフ、に、出演した、ジェフ・ブリッジス、が、本作にも出演。
抑制したミステリアスの演技で、演技賞。
しかし、いろいろと、考えさせる、製作費が掛かった問題作です。