告発の行方
場末の酒場で起きた複数の男によるレイプ事件。勝ち目がないと言われながらも、裁判を引き受けた女性検事補は調査を開始するが、被害者の女性は酒に酔っており、被告側の男たちは和姦を主張していた。やがて原告がマリファナを服用していた事が発覚、裁判は絶対不利となっていく。
本作はレイプ事実の有無が争点となるジョディ・フォスター主演の法廷ドラマである.冒頭で被害者の女性サラがバーを飛び出し,通りすがりの車に助けを求めて警察へ行くところから始まる.サラの証言によって3人のレイプ犯が逮捕されて裁判にかけられるも,相手方の弁護士が有能ですぐに保釈となる. サラはこの判決に失望するものの,彼女自身にも弱みがあった.彼女はマリファナ所持の前科があり,事件当日もマリファナを吸い,酒を飲んでいた.一向に犯人たちに罰がくだらない現状に対し、サラは心身ともに疲れてしまう. Me too運動がまだ記憶に新しい今になって鑑賞すると「戦わなければならない」と思う一方で,被害者にも責められるような,あるいは社会的にとがめられる要素をもっていると助けがたいと思ってしまう.正直,サラにも大いに問題はあった.あんなふうに男性に絡んで何をされても仕方がないと考えてしまう.ただ,あくまでそれは被害者に対する感情であり,加害者の行為を考えれば有罪でまったく問題ない.問題なのは被害者によって,全体への判断が濁ってしまうことにある. ジョディ・フォスターが暴行を受けるシーンは正直吐き気を伴った.辛く感じる人もいるかもしれないが,作品自体は悪くないので軽くお酒をいれてから鑑賞をおすすめする.
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