電子頭脳人間(監督:マイク・ホッジス)に関して
このレビューにはネタバレが含まれています
2023年9月26日 06時56分
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総合評価:
3.0
マイケル・クライトンの小説の映画化作品。
小説の原題は、ターミナルマン。
患者から医学データーをリアルタイムに送信、受信した電子計算機は、演算した後、治療効果がある電気信号が患者へ、という、医学方法に関しての、かなり専門的な論文のような小説でしたが、この映画は、これを、カソリック宗教学的に描く、真面目な映画です。
全編、暗いので、不評だったようですが、手術シーンは、最新的且つ本格的で、医学者向けの映画レベル。
実験台にされた主人公の悲しさが伝わって来るハイソな演出は、すぐれています。
次に、この映画と全く無関係な映画:ターミナル、がこのあと、制作されたのでした。