主演女優ふたりの演技力が光る
2021年2月24日 12時14分
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総合評価:
4.0
原作の漫画を読んでから観ることをおすすめします。
原作を読まずに映画を観ると、いきなりはじまってサクサクと話が展開していくのに理解が追い付かないのではという印象です。
(でも、漫画の単行本2冊分くらいの話をあそこまでコンパクトにまとめたのはすごいと思います)
また、あらかじめ原作を読んでおくことで、累の葛藤や丹沢ニナの絶望感といった心理描写まで楽しむことができると思うので、漫画を2巻まで読んでから映画を観るのがおすすめです。
主役の土屋太鳳さんと芳根京子さんの演技力が素晴らしく、顔が入れ替わってもどちらが累でどちらが丹沢ニナなのかしっかり演じ分けられていました。
とくに土屋太鳳さんがサロメの舞台で踊るシーンが大好きで何十回も繰り返し観てしまいました。
クルクルと表情を変える太鳳さんが美しすぎて・・・!
可憐な女の子を演じる太鳳さんもとてもかわいいですが、性格の悪い女性の役で妖艶な笑みを浮かべる表情もグッときます。
そして、サロメの演舞からのラストは芳根京子さんの鬼気迫る演技と怒涛の展開で引き込まれます。
土屋太鳳さんと芳根京子さんの演技を見るために何度でも観たくなる映画です。
イメージワード
- ・悲しい
- ・不気味
- ・切ない
- ・かわいい
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