スカーフェイス(監督:ブライアン・デ・パルマ)に関して
このレビューにはネタバレが含まれています
2023年8月24日 00時14分
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総合評価:
5.0
アメリカ合衆国の架空のバイオレンス派閥をテーマとする、社会派映画です。
その映画技術は、斬新で、見せます。
演出もすぐれています。
例えば、主人公が、レストランで注文するビーフステーキの焼き加減は、レアで無くミディアム。ワインは、ロゼワインでは無く、赤ワイン。
敵の車にワイヤレス爆弾を仕掛けておいて、その車をチェイス、ラジコンボックスの操作に依り…のシーンの、車内での喧嘩の、怖ろしい演出、は、カソリック宗教的です。
ラストの、機関銃の銃弾が、体に何発か当たっても、反撃するまでは死なない、次に、何発も当たっても直ぐには死なない、主人公。
これは、全体的の台詞がスラング語、で、ひどいですが、しかし、カソリック宗教的映画シーンが、いくつかある、ブライアン・デ・パルマ監督の才能を感じさせる作品です。