終電車(演出:フランソワ・トリュフォー)
このレビューにはネタバレが含まれています
2023年11月10日 02時21分
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総合評価:
5.0
この映画で、外せないのは、撮影に使ったフィルムが、最高級ヴァージョンの富士カラーフィルムリアラ、ということです。
(撮影監督:ネストール・アルメンドロス)
イーストマンカラーフィルムとは違った、柔らかい発色が、
第二次世界大戦下のパリを描く映画に合っています。
トリュフォーは、抜群的の微細な演出で、当時の左よく演劇人たちが、どのような人たちであったのか、教えます。
次に、カトリーヌ・ドヌーブの素晴らしい演技に魅了されます。
さらに、空襲警報が鳴っても、戯曲:影の女、の舞台公演を続行する、舞台演劇人たち。
「フランス国家で一番の美女は、影の女」
という台詞を、主役の俳優が言うと、その舞台は、終わりますが、
しかし、映画は、その俳優が負傷して病院に入院、看護婦たちの看病を受けているシーンへ、…
これは、魔法のような映画技術と演出の作品で、23本のトリュフォー映画の最高傑作です。
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