病気に揺らがない愛を描いたノンフィクション
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月27日 14時25分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
佐藤健と土屋太鳳主演の現実にあった話を元にした映画です。少し天然で控えめな彼氏と元気で活動的な彼女の組み合わせが、笑いとドキドキを誘います。
そんな幸せの中、彼女が病気になって昏睡状態に陥り一気にどん底に。彼氏は毎日懸命に病院に通って彼女が目を覚ますのを待ちようやく目が覚めたものの、彼女は彼のことを忘れてしまっていました。
自分のことを忘れ、今までの思い出も何もかも無かったことになり彼女にとっては自分は赤の他人になってしまった。そんな状況の中で、彼女と関わり続けることができる人がどれほどいるのだろうかと考えさせられました。私自身、もしパートナーがこの状況になったときに赤の他人としてパートナーを支え続けられるのだろうかと考えました。
結果的に彼氏が彼女の病室に毎日通いながら記録した映像によって二人の愛が再び深まり、タイトル通り8年越しの花嫁として結婚すると言うハッピーエンドで終わって明るく終わった映画でしたが、愛について考えさせられる深く重く、そして素敵で幸せな映画でした。