スーパーマン リターンズ
5年前、地球から忽然(こつぜん)と姿を消したスーパーマン(ブランドン・ラウス)は、自分の過去を探して宇宙を旅していた。しかし、故郷の惑星、クリプトン星が放射能に汚染された廃墟になっていると知った彼は、第2の故郷であるスモールビルのケント農場に帰還。そのころ、スーパーマン不在のメトロポリスでは犯罪が急増していた。
名作の続編だけに、ストーリーの部分で賛否両論を呼んだ作品ではありますが、スーパーマンが人命救助に現れるいくつかのシーンは、シリーズの中でも特に痛快で、神々しくさえある美しい撮り方だと思いました。 ストーリーについては正直、モヤつく部分が残ります。予告編で期待させられた、スーパーマンの必要性に対してロイスが疑義を呈しているという話については、あまり具体的な議論の進展はなく、その問いを、分かりやすい恋愛感情のもつれの話として収斂させてしまったようにも見えるのは少々残念です。 「ヒーロー」の存在意義について問うような面は薄く、単体の話としては、メッセージがどこにあるのかやや曖昧な「続編」です。それでもなお、後年のDCEUの映画ではあまり見られない、事件の解決の出口を次々と開いてくれる前向きな存在としてのスーパーマンを見ることができ、素朴な楽しさに溢れています。 お馴染みの「スーパーマンのテーマ」が随所にかかりますが、音楽の入り方はどこも素晴らしいです。近年ゴジラKOMでも話題のドハティ監督の作品だけに、本作でも旧作の音楽の活かし方が効いていました。
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