火災映画の金字塔
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年5月29日 18時59分
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総合評価:
5.0
火災を扱った映画はいくつかありますが、一番いいなと思うのがこの映画です。なぜかというと、スティーブマックイーンとフェイダナウェイが出ているからです。特にマックイーンは、ポールニューマンの役よりもハマり役ですね。当時はまだコンピューターグラフィック技術がないですから、この火事がものすごく悲惨なものであるという雰囲気を出すのに苦労したんじゃないかと思います。高層ビルでの火事という雰囲気はものすごくでていたし、人間模様もよく描かれていたと思います。パニックになると人間は本性がわかるというけれども、娘婿のせこい感じはまさに当たり役でした。マックイーンも適役で冷静に指示している時も展望エレベーターでの救助のシーンとかまさに期待通りですね。当時で四十代半ばですが、最高にカッコいいです。フェイダナウェイは大人になったな。客を落ち着かせるシーンなど、大人の女という感じです。スーパースターの共演とそれ以外も有名な俳優や女優がたくさん出ていて、最近のパニック映画とは違うね。すごく豪華なんだよね。金がかかっている感じがひしひしと伝わる映画。マックイーンがポールニューマンを意識したんだろうな、性格的に。バックドラフトとは違う意味で、火災の怖さが伝わってくる映画です。
イメージワード
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