業火というよりお金をかけ過ぎてて豪華と感じちゃう
2021年9月11日 12時46分
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総合評価:
3.0
コナン映画としては久々に見ごたえのある内容ではなかったかなと思った。でもまぁいろいろとズッコケるところはあるにはあるのだが。
しかし脚本の段階で3時間あまりの長尺を1時間も削って作っているので、かなりストーリー的には無理なしわ寄せがきているのは致し方がないように思えるが、それでも日本では超メジャーなアニメ映画なのでプロ根性だけは見せて欲しいところであった。
よーく見てみると今回コナン君は自らの力で事件を推理していないんじゃないかと邪推してしまう。って言うかほとんどがキッドから伝えられた情報をコナン流に解釈して事件を解決に導いているとしか思えない。
しかも最初の飛行機事故?でのシーンも、あれ普通命がありませんよ。あれはあれで面白いシーンではあったが、何とも言えない感じですかね。
次郎吉も飛行機を壊され、美術館を壊され、結局念願の美術展が中止となって一体いくらの損害を出したのだろう?いくらセレブであっても酷くないですかね?ひまわりの落札あたりから、観ながらお金の算出をしていたら、途中から何だかなーって感じになってきました。
だがそうはいっても馬鹿げているアクションは影を潜めているので、そういうコナンシリーズと比較するとエンタメとして楽しくは見れました。