マイティ・ソー バトルロイヤル
アベンジャーズのメンバーであるソー(クリス・ヘムズワース)の前に、邪悪な敵ヘラ(ケイト・ブランシェット)が出現する。ヘラはソーの武器ムジョルニアを破壊し、ソーを宇宙の果てへと飛ばしてしまう。とらわれの身となったソーは、脱出を懸けてチャンピオンと対決することになり、彼の前に現れたのは……。
アヴェンジャーズの一員、マイティ・ソーに焦点を当てたシリーズの第三作です。 マイティ・ソーの姉にあたる死の女神ヘラが現れソーの故郷を攻撃します。ヘラのビジュアルは角が大きくてとても変なのですが、ケイト・ブランシェットが演じることで美しくも恐ろしい女神を見事に演じています。 第一作、第二作とマイティ・ソーシリーズを追いかけていましたが、彼の短絡的な思考と神の国の王子様というチート設定にあまり好きになれずにいました。しかし今作ではワイティティ監督により、どこか抜けていますがなにを守るべきか神髄を見抜き、国の王としての風格がでてきて愛すべきキャラクターに変貌を遂げたように思います。ワイティティ監督の遊び心が随所に現れており、笑わずにはいられません。カラフルな世界観もとても魅力的です。マーベルシネマティックユニバースはもはや膨大な作品数になってしまい、全作品をおさらいするのは大変だと思いますが、本作品が初見でも十分楽しめると思います。
個性様々なヒーロー集団アベンジャーズの中でも、ソーは特に異色の存在だろう。神の国アスガルドから地球にやってきた、神の国の王子様。平たく言ってしまえば宇宙人。武器は持ち手の短いハンマーで、戦闘シーンの見せ方もワンパターンになってしまう。 この作品以前のMCU監督たちは、ソーを若干持て余していたように思う。それはハルク/ブルース・バナー博士についても同じかもしれない。(ナターシャとのロマンス?を入れてみたり…) だが、この映画ではワイティティ監督がそんなソーを一から「強いけどどこか抜けていて、それでも頼れる愛すべきキャラクター」に生まれ変わらせてくれたように思う。トレードマークの長い金髪をバッサリ刈られたときはショックだったが、新しいソーとしてすぐに受け入れられた。また、ブルース・バナー博士はハルク状態のまま喋れるようになっていて、ソーとハルクの漫才のような掛け合いがおもしろい。 一国の王子らしく深刻な顔をしているソーより、ニコニコ笑っているソーのほうが好きだ。ワイティティ監督ありがとう。 テッサ・トンプソン演じるヴァルキリーや、ジェフ・ゴールドブラム演じるグランドマスター、監督自ら演じる岩男コーグなど、ソーやハルクの他にも愛おしいキャラクターたちがたくさんだ。もちろん、相変わらずめんどくさい弟のロキも。
このレビューにはネタバレが含まれています
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