ウエスト・サイド・ストーリー
1950年代のニューヨーク・マンハッタンのウエスト・サイド。貧困や差別による社会への不満を抱えた若者たちは同胞の仲間たちとグループを作り、それぞれに敵対し合っていた。ある日、ポーランド系移民の「ジェッツ」の元リーダーであるトニー(アンセル・エルゴート)と、対立するプエルトリコ系移民の「シャークス」のリーダーの妹マリア(レイチェル・ゼグラー)が出会い、一瞬で恋に落ちる。その禁断の恋は、多くの人々の運命を変えていく。
スピルバーグ作品というだけで映画館で鑑賞しました。 ウエストサイドストーリーは初めての鑑賞で前作は見ていません。 ですので思い入れがないせいか、古い原作という感じは正直してしまいました。 町山さんが、 「だから今、作る事にしたんですよ。スピルバーグは。今も変わってねーじゃねぇかって事なんです。特にそのトランプ政権になってから、白人労働者の人達がネオナチみたいな事をしてね、黒人に対する暴力をふるったりしている状況があるので、スピルバーグは、60年前にこの映画で描かれた分断というのが現在どこまで解消されているのかと、言う事でこの映画を作ろうとしたとインタビューで答えてますね。」 と言っていたように、人種差別の問題は前作が公開された何十年も前から結局よくなっておらず、今、スピルバーグがウエストサイドストーリーを撮った理由は大きくうなずけます。 このサイトの豆知識にもあったように主軸は英語で会話が進む本作ですが、スペイン語での会話に英語字幕は付いていないそうです。 インタビューにこう回答されていたそうで。 「もし、スペイン語に字幕をつけたら、単に英語を倍増させ、スペイン語より英語の方が優位に立つことになる。この映画ではそうならないように、字幕をつけないことで言語を尊重する必要があったんだ。」 今この時代にウエストサイドストーリーを撮るという思い入れの強さを感じました。 ですが、映画としては正直自分はそんなに・・でした。 岡田斗司夫さんがおっしゃっていた、 「スピルバーグはコメディ映画が苦手。コミカルなシーンが面白いはあるし、クスッと笑えるシーンはあるけれど、コメディを主軸とした映画だと失敗する。今回はコメディ映画とミュージカルが苦手という事がわかってしまった。爆発的な面白さがないせいで、いつ面白くなるんだろう、あれ?いつ面白くなったのかわからないまま終わっちゃった。」 とおっしゃっていた点、同感です。 ミュージカルっていかに世界観に入り込めるかも大事だと思うのですが、私は入り込めませんでした。一目惚れをしたマリアを、住宅街で「マリアマリア〜」と大声で歌いながら探して、しかも見つけてしまうあたり、引いてしまって。。入り込めてたらそれも素敵なシーンだったでしょうに。。
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