最強のスパイかもしれない
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年6月16日 20時50分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
この世界観好きです。もっとシリアス寄りかと思ってましたが、コメディ要素もあり、かなりぶっ飛んでます。教会での怒涛の殺戮シーンは、何度見ても素敵(相当死んでしまってますが)。アクションシーンがすべて男臭くなくて、スマートでスタイリッシュ。
映像も綺麗だし音楽もかっこよくて、それをギリギリB級っぽくしてくる演出も憎い。
敵が麻薬王とかマフィアとかのありがちなところではなくて、世界征服を企むようなマンガみたいな設定もいいし、ストーリーに置いてかれることもない。サミュエル・L・ジャクソンがふざけた感満載で、「俺様は悪の帝王」って感じが堪らない。原作はコミックだそうで、ツボにはまるのも納得。当然、最新スパイグッズやキングスマンの基地なども、心躍らずにいられません。
真顔で英国紳士のコリン・ファースはとにかくかっこいい。コリン・ファースのアクションてあまりイメージではなかったのですが、惚れ直しました。「マナーが人を作る」名言です。