本作は、「ワイルド・スピード」シリーズの中でも忘れられない作品です。
アクションのスケールの大きさは、シリーズ最強と言えるんじゃないでしょうか。車でのスカイダイビングや、ビルからビルへのジャンプとか。素人なので、ひたすら「どうやってるの?!」の連続。ド派手なだけではなく、度肝を抜く発想。
ダイビングでのローマンのビビりっぷりは可愛いし、ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムの圧が凄いし、エンタメ度がどんどん増しています。
そして、ポール・ウォーカーの遺作ということで、ファミリーの強い絆が印象的に描かれています。ポール・ウォーカーの死後は、弟さんが代役を務めたそうで、どこからがシナリオを書き換えたものかは分かりませんが、素晴らしいラストに仕上げています。
シリーズ通して見ていると、もう自分もファミリーの一員になっちゃってるので、ビーチのシーンでは、ウルウルしながらもドムたちと一緒になって家族を見守り、そして、2台が並走して別れていくラストシーンには、涙が止まりませんでした。