騙されても拍手を送りたくなる
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年6月16日 13時55分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
初めて見た時はあまり前知識なく見たので、すっかり騙されて、慌てて巻き戻して見ました。「英国人?なのにコバヤシ?と感じた違和感はこれだったのか~。」と唸りました。
初めて見る方には、ぜひレビューは読まずに見てほしいと思う映画です(笑)
そして、伏線回収に繰り返し見たくなる映画。2回目に見て、なるほど~と連発。
時系列が交錯していて少しわかりづらく、少し中だるみもあったけど、時折盛り込んでくる捜査官目線で、すっかりこっちも騙されました。2回見てもつい捜査官目線になっていた自分・・・。もう一回見よう!
ケビン・スペイシーは、もう安定のいやらしさですね。捜査官との対話シーンは見入ってしまいます。無表情で神経質そうに話し、徐々に「間抜けな役立たず」になっていき、問い詰める捜査官に最後の大芝居をうつという見事な演技です。
それにしても、いつの時代の作品を見てもケビン・スペイシーは見た目の年齢が変わらない感じがします。