家族の思いに心を打たれます
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年9月14日 10時27分
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総合評価:
3.0
キャメロン・ディアスが大好きで見ました。初めは、ヒステリックな演技などは、少しキツめかとも思いましたが、母親の心情をよく表現してましたし、温かいシーンは彼女のナチュラルな笑顔で、より素敵に仕上がっていたと思います。
アナ、ケイト、ジェシー、3人の子供たちがみな純真で健気で可愛くて、心打たれます。
アナのアビゲイル・ブレスリンの達者すぎる演技にびっくり。ケイト役のソフィア・ヴァジリーヴァの笑顔は本当に素晴らしい。テイラーとの可愛くてせつない恋が、とても印象に残っています。
お兄ちゃんのジェシーのエピソードをもう少し見たかった気がします。
他にも、てんかんを持つ弁護士のドラマも映画では省かれているようで、少し残念。せっかくアレック・ボールドウィンなのに。それでも少しの登場シーンでも、存在感はさすがです。
病気を抱える辛さは、本人や家族にしか、なかなか理解はできないと思いますが、家族それぞれの思いが丁寧に描かれている良作だと思います。