カッコよすぎる主役たち
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年9月13日 19時17分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
ライアン・ゴズリングとブラッドリー・クーパーの豪華共演。
140分という長尺ですが、子供のために犯罪に手を染めることとなったライアン・ゴズリングのストーリー、それを追う刑事ブラッドリー・クーパーのストーリー、そしてそれぞれの息子たちの物語の三部構成になっているので、割と見やすいかと思います。
ただその分、主演2人の絡みがあまりないのが残念ですが、2人それぞれが十字架を背負う重い役どころを丁寧に演じていて、胸が痛くなります。
ドラマティックなストーリーですが、奇をてらった内容ではなく、3つの物語を通して「宿命」や「因果」といったものを静かに表現していて、重厚な作品です。
ライダー姿のライアン・ゴズリングはワイルドだし、後に奥様となるエヴァ・メンデスとの初共演作というのも素敵。ブラッドリー・クーパーは本作では正統派イケメンで、それだけでお腹いっぱいです。ライアン・ゴズリングの息子役デイン・デハーンもとても光っています。