映画:聖衣(1953年)
2025年3月9日 22時30分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
本作品は、テクニカラーシネマスコープのキャメラで撮影した映画。(→シネマスコープ映画、とは、撮影のときには左右を圧縮して撮影、映写機で映写のときにエキスパンドして映写する映画作品のこと)
この映画は、ローマで、キリスト教の贖罪の儀式を、実際に行なったところ、どのような状況になったかを、描いていて、宗教嫌いの人たちでも一見の価値があります。
ヘンリー・コスター監督の演出は、儀式前のシーンから、手堅く、特に、
ラストシーンの、ローマ皇帝、の演出には、リアリティーがあり感心しました。
音楽も、そのシーンの音楽は、素晴らしい。
これは、ゴールデングローブ賞の作品賞を受賞した映画です。