「ちょっと退屈でした」地球が静止する日美猫さんの映画レビュー

地球が静止する日 The Day the Earth Stood Still

ちょっと退屈でした

このレビューにはネタバレが含まれています

美猫

2021年7月30日 13時32分役立ち度：0人

総合評価： 2.0

最初、突然人類の前に現れた宇宙人を捕らえ、その正体を突き止めていくシーンが見ものでした。殆ど人間と変わらない姿なのはちょっと違和感がありましたが、はく離したスーツ等を調べると人間などのDNAをサンプルとしている事などが分かって来るので、そんなものかなぁとまぁ納得がいきました。
国防長官のレジーナが、ちょっと威厳がなくて物足りない感じがしました。
エイリアンが地球上に登場した割には、中盤まではスピード感も大きな盛り上がりもなく感じていましたが、後半で宇宙人のクラトゥが「地球を人間から守るため」といった目的が分かってきた辺りから、少しストーリー的にも興味が湧いてきました。
地球外生物学者としてヘレンが彼に濃く関わっていて、なんとかその考えを変えようとする中で、子供のジェイコブも居るのに彼と一緒にいたヘレンだけを政府のヘリが連れ去ってしまい更に彼を攻撃しようとする等、子供の目の前で人を殺してしまうシーンが多いのにも違和感を持ちました。
最後の最後で、人間の事を見直し排除をやめたのは良かったです。