ユニークなラブストーリーで知られるイムティヤーズ・アリー監督の第4作。主人公を演じたランビール・カプールは、2012年の第57回フィルムフェア賞で主演男優賞と批評家の選ぶ男優賞をW受賞という快挙を達成。また、A.R.ラフマーンが作曲賞を獲得したほか、作品賞、監督賞、新人女優賞(ナルギス・ファクリー)等にもノミネート。他にも多くの映画賞を獲得して2011年ヒンディー語映画興収第8位となった。往年の人気男優で、ランビール・カプールの大叔父シャンミー・カプールが古典音楽家役で特別出演。これが彼の遺作となった。人気歌手ジョーダンは、大学時代は“JJ”と呼ばれ、金に不自由しない学生生活を送っていた。ギターを抱えて歌う歌も迫力に欠け、学食経営者カターナーはそんなJJを叱咤する。ある時JJはキャンパスの美女ヒールと知り合い、結婚が決まった彼女のやりたいことを手助けする。アダルト映画を見て、酒を飲んで親しくなったJJを、ヒールはカシミールでの結婚式にも招く。そこで恋愛感情が盛り上がった2人だったが、ヒールは結局プラハ在住の金持ちと結婚してしまう…。
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