キャプテン・マーベル
1995年、ロサンゼルスのビデオショップに、突然正体不明の女性(ブリー・ラーソン)が空から降ってくる。彼女には驚くべきパワーが備わっていたが、全く覚えていない“記憶”がフラッシュバックすることが悩みだった。その記憶にはある秘密が隠されており、それを狙う敵がいた。彼女は、後にアベンジャーズを結成するニック・フューリーと共に戦いに身を投じることになる。
本作は、「アベンジャーズ」シリーズとの繋がりでかなり重要な位置を占めていますが、原作はアメコミで単体での女性ヒーロー「キャプテン・マーベル」(1968年)の、初の実写による映画化です。監督は、「ハーフネルソン」(2006年)のアンナ・ボーデンとライアン・フレックの監督コンビで、主役のキャプテン・マーベルを演じるのは、「ルーム」(2016年)でアカデミー最優秀主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンです。 内容は、過去の記憶を失った戦士ヴァースが、その引き換えに得た強大な超能力を使い、次から次へと襲いかかってくる謎の敵と戦う物語です。失った記憶が大きな物語のキーワードになっています。90年代が本作の舞台になるので、冒頭のビデオレンタルのシーンから、懐かしさを感じる方も多いのでは?実はこの舞台が90年代っていうのは、「エンドゲーム」に直結していまます。 映像のレベルはかなり高くて特に空中でのバトルシーンの迫力は圧倒されます。マーベルのヒーローの中でもキャプテン・マーベルは日本ではあまり元々あまり知られていない気がしますが、そういう自分も実は、この作品でキャプテン・マーベルというヒーローは初めて知ったのですが、映画を観てこんなにも究極に強いとは思いませんでした。そして、キャプテン・マーベルを演じる ブリー・ラーソンの美しいいこと、その容姿と強さのギャップあって、それがまた魅力的に感じました。個人的に好きなシーンは、普通の綺麗で優しいお姉さんみたいに普段着で家で皿洗いしている時に、急に敵が襲ってきたと思うと次の瞬間、キャプテン・マーベルになり、壮絶な空中戦に突入するシーンです。このギャップが好きです。あとニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンが、最新のCGでかなり若返っているのも見どころの一つです。「アベンジャーズ」シリーズにあまり興味がない方でも単体で楽しめる作品だと思います。
MCUの中で初めて女性を主人公に据えた作品ということもあり、楽しみにしていた作品です。MCUに登場する女性達は皆そうですが、今作の主人公であるキャロルも、持ちえた力だけでなく心も強く、同じ女性として憧れを抱きました。自分の意志で自分の人生を決め、生きる姿には力を貰いました。 空軍時代の親友が登場しますが、彼女もまた力強い女性でした。死んだと思っていた友人が突然、記憶喪失と言って現れるも、温かく迎え入れ力になろうとする姿は、心が熱くなりました。二人のゆるがない友情、とても良かったです。また、親友が自分の娘に背中を押され二度とないような任務へ向かうシーンにも、心打たれました。11歳の少女ですが、芯の強い立派な女性でした。 突如として莫大な力を得ることとなったキャロルでしたが、その力を受け入れ存分に発揮する瞬間はたまらなく格好良かったです。もしやMCUで一番強いのではと思わせるほどの強さでした。 最後キャロルが旅立っていくシーンでは、親友親子の「自慢の家族」と言わんばかりの自信に満ちた表情が印象的でした。 女性の方には是非見て頂きたい作品です!
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