美しさと強さを兼ねそろえた女性ヒーローならでは魅力がたっぷり!
2021年5月27日 22時06分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
本作は、「アベンジャーズ」シリーズとの繋がりでかなり重要な位置を占めていますが、原作はアメコミで単体での女性ヒーロー「キャプテン・マーベル」(1968年)の、初の実写による映画化です。監督は、「ハーフネルソン」(2006年)のアンナ・ボーデンとライアン・フレックの監督コンビで、主役のキャプテン・マーベルを演じるのは、「ルーム」(2016年)でアカデミー最優秀主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンです。
内容は、過去の記憶を失った戦士ヴァースが、その引き換えに得た強大な超能力を使い、次から次へと襲いかかってくる謎の敵と戦う物語です。失った記憶が大きな物語のキーワードになっています。90年代が本作の舞台になるので、冒頭のビデオレンタルのシーンから、懐かしさを感じる方も多いのでは?実はこの舞台が90年代っていうのは、「エンドゲーム」に直結していまます。
映像のレベルはかなり高くて特に空中でのバトルシーンの迫力は圧倒されます。マーベルのヒーローの中でもキャプテン・マーベルは日本ではあまり元々あまり知られていない気がしますが、そういう自分も実は、この作品でキャプテン・マーベルというヒーローは初めて知ったのですが、映画を観てこんなにも究極に強いとは思いませんでした。そして、キャプテン・マーベルを演じる
ブリー・ラーソンの美しいいこと、その容姿と強さのギャップあって、それがまた魅力的に感じました。個人的に好きなシーンは、普通の綺麗で優しいお姉さんみたいに普段着で家で皿洗いしている時に、急に敵が襲ってきたと思うと次の瞬間、キャプテン・マーベルになり、壮絶な空中戦に突入するシーンです。このギャップが好きです。あとニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンが、最新のCGでかなり若返っているのも見どころの一つです。「アベンジャーズ」シリーズにあまり興味がない方でも単体で楽しめる作品だと思います。
イメージワード
- ・楽しい
- ・知的
- ・勇敢
- ・切ない
- ・かわいい
- ・かっこいい
- ・ロマンチック
- ・スペクタクル
- ・ゴージャス