これはたまらん、傑作!
2025年1月28日 16時48分
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総合評価:
5.0
最初から最後まで、もうここでは書ききれないくらいの量の印象に残る男同士のたまらないシーンの連発だった。(女性との色恋が一切ないのも好感。)
アクションシーン含め、観終わって本当にお腹いっぱいになった。
親分との絆や、仲間との友情のエピソードを描くのが本当にうまい。
ベタな展開だとしても、描き方がさり気ないので必然的に思える。
それぞれのキャラクター造形(ルックスや性格など)も素晴らしい。
良い意味でマンガ的で楽しい。
そして、言わずもがな九龍城砦の圧倒的なビジュアルとディテール!
九龍城内の生活臭がたまらん。
観た人みんながここへ行ってみたいって思ったはず。
個人的にはあそこに1週間ほど滞在して、チャーシュー丼食って、住民といっしょにテレビ見て、覆面医師くんの部屋のビデオを物色して、顔見知りになって、ロン親分にヒゲを剃ってもらいたい。(あ、カラオケもしたい。)
やっぱり映画ってディテールが大事だなぁと改めて思った。
九龍城の素晴らしいディテールと、そこにいる住民の実在感、そして登場キャラの魅力、世界観さえしっかり構築できていれば、ちょいベタ展開でも、ファンタジー過ぎるアクションの連発でも、全く違和感なく受け入れることができて、こんなにも気分が上がるんだなと。
もちろん、九龍城を縦横無尽に使ったアクションシーンはバラエティに富んでてスゴイの一言。
あと、世代的にサモ・ハンの元気な姿を見れたのは嬉しかったけど、やっぱりラスボスのあいつ、たまんねーな。
見た目も、ヒャッハーな性格も、反則的な気功使うの含め最高!
そして、ロン親分かっけー!
あれは惚れてまう。
ロン親分の右腕のイケメンくん、覆面格闘医師くん、タイガーの舎弟くん、そして泥臭くてひたむきな主人公・坊主くん、全員良かった。
とにかくもう、みんなたまらん!!