圧倒的な完成度の高さ、他の追随を許さない超大作SF映画です!
2021年2月24日 12時59分
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総合評価:
5.0
この作品は、単なるSF映画のカテゴリーに収まりきらないほどの、近年の他のSF映画を寄せ付けないほど異次元レベルのSF映画だと思います。
正直言うと、私は2回観てようやく物語の意味が分かりました。
そのくらい見る人にもある程度、物理の法則の知識を求めるような映画に感じました。
ですので、「スターウォーズ」みたいな分かりやすいエンターテインメント映画ではないです、どちらかと言うと「スタートレック」の方が近いかもしれません。
主人公と娘との関係が、次元を超えた繋がりで描かれていて、二人の間に置かれた複雑な状況を理解できれば、ラストはとても感動します。
正直こういった感動の形態は、初めてでした。親子愛の表現方法がアルマゲドンなどとも全く違います。まさに時空を超えた親子愛とでも言えるのではないでしょうか。人間の意識の繋がりとはとてつもなく凄いことなんだって改めて感じさせられました。
めちゃくちゃ完成度の高い映画ですが、1つ気になったのは、AIロボットのデザインが少しレトロすぎるのではないかとちょっと思いました。
しかしながら、本格的なSF超大作として、非常に完成度の高い素晴らしい作品であることは間違いありません。ラストの不思議な何とも言えない感動が、見終わった後も余韻としてなかなか頭から消えることはなかったです。
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