アンダーウォーター
海底研究所でエンジニアとして働くノラは、ある日、大地震に遭遇する。その衝撃で壁が崩壊し、水が激しい勢いで吹き出し、研究所は破壊的な損傷を受けてしまう。なんとか生き残ったノラと他のクルーたちは、潜水服を着て近くの中間基地まで避難することを決める。そんな緊迫した状況の中、地震の影響で深海に潜む得体の知れない生物を呼び覚ましてしまう…。
本作は、撮影技師としてのキャリアを有するウィリアム・ユーバンク監督の、本作が長編映画としては3作品目にあたる深海パニックホラー映画でサスペンス要素も入っています。主演は「トワイライト」シリーズで有名なクリステン・スチュワートです。他にも「ゲーム・オブ・スローンズ」のジェシカ・ヘンウィックや、「ブラック・スワン」のヴァンサン・カッセルも出演しています。 物語の舞台は、世界で一番深い海であるマリアナ海溝で、そこで繰り広げられるモンスターパニック的な内容になっています。 80年代から90年代かけてたて続けにでた、「アビス」、「ザ・デプス」、「リバイアサン」に世界観というか作風が似ています。ただ本作の特徴としては、よりサスペンス要素が強い感じなので、単なるモンスターパニックでは終わっていない感じの作品になっています。深海という閉ざされた空間で、正体不明の生物が襲ってきて、仲間が一人一人殺されていき、じわじわと恐怖感が伝わってきます。相手がどのような者なのか、なかなか分からないのが観ていてとても怖いです。また人間ドラマのシーンがほとんどないので、最初から最後までずっとパニックシーンを堪能できます。本作では、特撮とセットを混ぜて撮影されているので、CGとはまた違うリアリティを感じられました。モンスターパニック系の映画が好きな方なら絶対に楽しめる作品だと思います。
最近コノ手のジャンル映画も寂れてきて哀しいなあと思っていたら、こーんな本格的な真剣味のある作品を撮っていたとは! キャストを見ても分かるように、本作はキチンとお金を掛けて作られたハイクオリティのモンスター・パニック・ムービーです。モンスターのデザインはUWAの『ヒトガタ』をモチーフにしているんだと思います。 ムダも一切なく、ただただこのジャンル映画に必要な要素を押さえた作品なのです。 よってツッコミどころもほとんどなく、コノ手のを観ながら家族や友達とあーだこーだ文句を言って楽しみたい人には向かないかもしれません。 ある意味では面白味に欠けるとも言えますから。 画面が暗くて少々見づらいシーンもありますが、そこに文句を言うのは筋違いかな、とも思います。 だって海底が舞台なんですよ⁉ 隅々までくっきり見えるワケがないでしょーが! この暗さを含めての本作です。よく見えないから恐怖が増すのです。 あと、主演のクリステン・スチュワート。ブロンドのベリーショートの似合い方がえげつなかった。いやあ、メチャクチャべっぴんさんでしたね。
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