静かだけど、フレッシュな青春
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年8月24日 14時13分
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総合評価:
3.0
アジア系映画応援企画で鑑賞。
監督・主演ともにアジア人女優という、Netflixらしいマイノリティへの配慮にあふれた作品。
主演のリー・ルイスは、赤ちゃんの頃にアメリカに養子に来たため、この作品への出演によってアジア系コミュニティとの絆を深めることができたとのことです。
彼女へのインタビューで、とくに面白かったのは『食べさせるという愛情表現』についてでした。
エリー(リー・ルイス演)の父親は、英語が不得意なこともあって、基本的には無口。
けれど、娘のために毎日食事を作り、進学する娘を応援するために、日持ちする餃子をたくさん作ったりします。
誰かに何かを食べさせる、食べさせたい。ということは、強い愛情の現れなんだな、と共感することができました。
ちょっとかわいそうなのは、ポール。
学校一の美少女に恋をして、学校一の秀才にラブレターの代筆を頼んだら、今度は秀才のことが気になり始めて…。という悩める青年。
エリーが自分のことを好きだと思い込んでしまうあたりも、ティーンエイジャーらしくてかわいかったです。
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