三部作は一気に観るのがおすすめ
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月21日 01時58分
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総合評価:
4.0
レゴラス役のオーランド・ブルームさんのなんとかっこいいこと。そしてお若い。撮影された2013年には36歳ですが、まさに長寿のエルフ役に相応しいです。レゴラスが雪の上で足跡をつけずに探索しているのを観て、どこかでエルフの体重は鳥の羽一枚分だというのを聞いたようなことを思い出しました。身軽だけど強靭でミステリアスでとても素敵です。全員が金髪で白人というところがなんとも差別的で、その中にあって、エヴァンジェリン・リリーさん演じるタウリエルは赤毛で蔑まされているというところが、人間界にもあるなぁと思いました。多人種で映画を作っていこうという流れの中でも表現が難しかったのかなと思いました。
スマウグ役にベネディクト・カンバーバッチさんが採用されたことに声も演技もいいもんなぁと納得しました。
スタン・リーのラッキーマンで主演のジェームズ・ネスビットさんがボフールの役でしたが、本当によく観ないと全くわかりませんでした。そもそもジェームズ・ネスビットさんは182センチもある長身の方なのに、ドワーフに見事に見えることに映像編集の特殊技術の凄さを感じました。
3部作の中間のおはなしということで、映画館に見に行っていたら、不完全燃焼な映画だと思ったかもしれません。この映画は一気に3部作観てしまうのがいいと思います。