若年アルツハイマーになってしまう大学教授・母、、、
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月23日 00時37分
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総合評価:
4.0
若年アルツハイマーになってしまう主人公のジュリアン・ムーア演じるアリス。大学教授でしっかりした職にもついて、プライベートでは3人の子どもを持つ母親、素敵な旦那さんを持つ妻。そんなジュリアン・ムーアが突然ものごとを忘れ始めてしまいます。。。
アルツハイマーと聞くと、高齢者がなる病気というイメージがありますが、自分の母親と同じくらいの年齢のジュリアン・ムーアがどんどんいろいろなことが分からなくなってしまっていく様子は見ていてとても辛かったです。ランニングに行って家に帰る道が分からなくなってしまったり、授業でその日教えるはずだったタイトルが分からなくなってしまったり、自分でも違和感を覚えていき自ら病院にいくことで病気が発覚します。
最初は小さなことからでしたが、どんどん娘なのに初めましてと挨拶してしまったり、家のトイレの場所が分からなくなりお漏らしをしてしまったり人間としても生きていくのが辛くなり将来の自分に向けて映像メッセージを取ったり、涙がどんどん止まらなくなって行きました。とても辛かったけど、アルツハイマーに関しての症状などについて知れたのもよかったと思いました。