キャロル
Carol
1952年のニューヨーク。デパートでアルバイトをするテレーズ(ルーニー・マーラ)は、娘へのプレゼントを探すキャロル(ケイト・ブランシェット)に応対する。優雅で気品に満ちた美しさを誇るも、謎めいたムードもある彼女に魅了されたテレーズ。彼女にクリスマスカードを送ったのを契機に、二人は会っては話をする仲になる。娘の親権をめぐって離婚訴訟中の夫と争うキャロルと恋人からの求婚に思い悩むテレーズ。そんな中、彼女たちは旅行に出掛けるが……。
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キャロルの豆知識・失敗談
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豆知識・トリビア
ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラは、電話で話すシーンではいつも相手側にいる必要はないのですが、お互いに助け合うためにそうしたいと申し出ました。こうして、キャロルとテレーズが電話で話すときはいつでも、ブランシェットとマーラが本当に電話の向こう側にいるのです。
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豆知識・トリビア
キャロル・エアードのキャラクターは、1940年代に著者パトリシア・ハイスミスが恋愛感情をもった6歳年上のフィラデルフィアの社交界の名士であるバージニア・ケント・キャザーウッド(1915年-1966年)に影響されました。 キャザーウッドは、ホテルの部屋で関係を持ったレズビアンの密通の録音で、同性愛が発覚した後、娘の親権を失いました。 (「即座に、私は彼女を愛してしまった。」キャロルに影響を与えた事件:テレグラフ紙 2015年11月28日)
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豆知識・トリビア
ルーニー・マーラの受賞キャンペーンは、スタジオが彼女を助演女優賞の候補にしたことで物議を醸しました。マーラのスクリーンタイムは71分で、これは映画の上映時間の60%にあたります。主演部門にノミネートされたケイト・ブランシェットは、マーラより6分少なく、65分、上映時間の54%となっています。実際、ゴールデン・グローブ賞の投票を行うハリウッド外国人記者協会は、マーラを主演女優としてしか提出させなかったのです。しかし、他の多くの賞レースでは助演女優として許可されました。
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キャロルの映画情報
公開日: 2016年2月11日 / 上映時間: 118分 / 製作年: 2015年
配給・制作会社: ファントム・フィルム / 映倫区分: PG12 (日本)