悲しいけど美しい、ロマンティックな映画
2020年8月8日 19時16分
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総合評価:
5.0
とある高齢の男女が介護施設にて、男性が認知症の女性に本を読み聞かせています。
物語は本の中のストーリーにフォーカスをあてて話が進んでいきます。
本の中の物語は、若くお金がない男性とお金持ちの家に生まれた女性の出会いから恋愛に発展していくというものです。
赤いドレスが印象的な好奇心旺盛な女性は、お金がなくてもユニークなトークと道路に寝そべって空を見上げるような自由気ままな男性に惹かれていきます。
この物語の女性はよく赤い服を着ていて、本を読んでもらっている認知症の女性もよく赤い服をきていたことから、この物語は女性の過去なのだと気づきました。
彼らは、家柄の問題で両親に反対され、お互いにも一緒にいることがお互いに良くないと思い距離を置くのですが、本当に大切な決断をするのは本人の気持ちが大事だということに気づかされます。
最後のシーンでは、こんなふうに人生を終えることができたらいいなと思い涙がとまりませんでした。
イメージワード
- ・悲しい
- ・泣ける
- ・勇敢
- ・切ない
- ・ロマンチック