強敵との闘い
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年7月28日 16時52分
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総合評価:
4.0
ストライカーの登場で、ますますチャールズらにとってひどい状態が進んでいき、重厚なストーリー展開になって行くのが、最後まで飽きることなく観られ良かったです。
ミュータント達の唯一の安心できる居場所だった学園が襲われたり、チャールズが捕らわれの身となって偽物がダーク・セレブロを操作したりと、ストライカーの巨悪さが恐怖でした。
しかしストライカー自身も息子がミュータントでありその事がきっかけとなって妻を亡くしてしまった辛い過去があるのは分かりますが、そこからきっと悪い方向に思考が暴走してしまったんだと、息子のひどい状態等をみて哀れに思いました。
ストライカーの拠点を探し出すのに、ローガンらとマグニートが行動を共にするのも興味深かったです。この場所にたどり着いた事でついにローガンの身体に施した実験の気憶が蘇ってきますが、その時の映像が少し怖かったです。ミュータント達に人体実験を繰り返すストライカーがひどすぎます。
対して、チャールズの常に皆を正しい方向に向かわせていく姿勢は素敵に思います。