ガイ・リッチーは初期作品が最高!
2020年12月26日 15時25分
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総合評価:
4.0
PVのようなオシャレで、カッコ良いタイトルロールで、登場人物の多さに驚き。
デビュー作「ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」で魅せられたように、あっちこっちしていた皆んなが一つにまとまるのを感じさせます。
クセの強い英語がただでさえ凄いのに、字幕すらない何を話しているのかサッパリ分からない人達のリーダー…。
登場人物も勿論、キャラが濃い。
1つのダイヤモンドを巡って、下町のチンピラ質屋から、闇バクチの大物、そしてロシア人に、何言ってるか分からないジプシーのような人達。
今もカッコ良いけど、脂が乗りに乗りまくっている時のブラピが、また上半身裸で出てきます。あの通称”ワンハリ”で魅せた上半身とほぼ変わらぬ細マッチョ振り。役柄も、カッコ良い。
そして、ベネチオ・デルトロのカッコ良さ。渋いのに、笑わせる。眉間にシワを寄せた役もカッコいいけど、間抜けなデルトロのまた良しです。
忘れていた大事な登場人物!
ブルドッグ!
ダイヤが、あっちへ行き、こっちへ来たかと思ったら、全く違う方向へ行ってしまう。そのダイヤの大きさと美しいカットから、どんなに価値がある物か分かっている連中のドタバタ劇。
前作よりも笑いの要素は減っていますが、今のガイ・リッチー作品より、やっぱり初期が最高です!前作でデビューしたリーバイスのモデルだったジェイソン・ステイサムが、アクション俳優になることはこの時知る由もなかったです。