どこかで見たころあるような…
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月24日 00時41分
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総合評価:
2.0
名曲、糸をテーマに作られた作品ということと、管田さんが主演をされているということで見に行きました。最初の舞台が北海道の富良野ということで雄大な景色とストーリーがリンクするのかな?という期待を持っていましたが、あまり富良野という場所に重きを置かれていない印象でした。離れ離れとなってしまった2人のそれぞれの人生を描いているのですが、どちらも幸せな生活がある一方、救われないことが多く、見ていて心が痛くなりました。特に管田さん側のストーリーでは妻である栄倉さんとの出会いがあたかも人生において誤りだったと思わせるような展開となり、あまり気持ちのいいものではありませんでした。また、名曲の挿入歌としてかなり無駄遣いされているような印象も持ちました。最終的には、タイトルの通り、どこかで見たことあるような話だったな…という感想です。ただ、管田さんの子を持つ父としての演技は初めてだったので新鮮でしたし、小松奈々さんも人生それぞれの年代を上手く演じ分けていらしたし、栄倉さんは、役に合わせて体重をかなり落とされたようで出演されているみなさんは、すばらしかったです!二階堂ふみさんはエンドロールで出演されていたことに気づき、とても驚きました。