期待を超えた!!
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月4日 23時12分
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総合評価:
5.0
漫画もアニメも全て見終わった後に、こちらを鑑賞しました。鬼滅の刃に関して、最低限の知識や設定を把握しておけば子供も大人も楽しめる作品となっています。
映画化すると聞いた時、まさかこのシーンが映画化されるのかと驚きと期待でいっぱいになりました。結果は、「「大満足!!」」でした。
新型コロナウイルスを考慮した結果、公開されてから数ヶ月後に行きましたが、それでも劇場内は満員で、改めて鬼滅ブーム恐ろしいなと感じました。
この無限列車編には煉獄さん以外の柱はほとんど登場しません。けれども、物足りなさを全くと言っていいほど感じさせない素晴らしさでした。
無限列車編は不気味さと奇妙さを持ち合わせており、映画では漫画以上にその様子をよくよく踏まえていました。映像が鮮明で、何より猗窩座の登場シーンは映像と音楽効果で鳥肌が立ちました。登場シーンの重低音が聞いた音楽には思わず惹きつけられました。
個人的な感想ですが、こういったアニメやそのストーリーはわりと主人公サイドの人物が「勝つ」ようなものが多いですが、鬼滅の刃がこんなに人気作品になったのにはこうした視点から見て、他とは違う点があり、その物語性や面白みが見出されたからだなと改めて感じました。
また、だからこそ、この無限列車編のように、命の儚さとか仲間の協力などが際立つのだなと思います。
特にラストのシーンでは、炭治郎の「逃げるな!」の叫びやそのあとの仲間たちの一言一言が心に響きました。
ラストのシーンでは感動のあまり思わず涙を流してしまいました。(周りの方も結構泣いてらっしゃいました…)