青くて痛くて脆い
大学生の田端楓(吉沢亮)は人との付き合いが下手で、秋好寿乃(杉咲花)は無遠慮な発言で周りから浮いていた。お互いひとりぼっちの二人は世界を救うというとんでもない目標を合言葉に秘密結社サークル“モアイ”を結成するが、寿乃が“この世界”からこつ然と姿を消す。そしてモアイは、彼女がいなくなってからただの就活サークルに変貌する。
青くて痛くて脆い 見てきました。 陰キャラの吉沢亮が当たり役だと思いました。吉沢亮くんは、良い意味での暗さがあるので、陰な部分を表現するのが似合う気がする。でも、それで攻撃する感じではないが。 人付き合いが苦手で、人と距離を取ろうとする田端楓(吉沢亮)と空気の読めない発言ばかりの浮いている秋好寿乃(杉咲華)は一人ぼっちだか惹かれ合い、秘密結社モアイを作る。 モアイは、世界を変えると大それたボランティアや、フリースクールなどの慈善活動を始める。しかし、秋吉はこの世界からいなくなってしまった。 秋吉の亡き後、社会人のコネ作りや、媚び売りを目的とした意識高い系のサークルになった。楓は、秋好が叶えたかった夢を取り戻すため革命をはじめるが... 君の膵臓がたべたいの作者住野よるがその価値観を壊すために描いたという。見てない。。どんな価値観なんですか? しかし、学生の時に確かに意識高い系の人はいたような気がするような。今の時代SNSなどがあるから、楓のような人も現れるよなと思った。半分、楓の妄想みたいなので話が進んでいました。 コミニュケーションが上手な人は、コミ症でもあるそうだから、二人が引かれあったのは必然の事だったのかもしれない。 その二人のバランスを壊したのは、大学院生(柄本佑)なのであるが。 なんかリアルにありそうな話で興味深かったです。 実際に、モアイを取り戻すために使ったのはTwitter。 そこが男女の為に、恋愛感情も入り乱れたところが多少残念ではあるが。 この手の話だと、何者 の方がリアルだったような気がします。 しかし、このような人間関係の話は、感受性の高い学生の頃が面白いなと思います。 社会人になるともっと、ドロドロするか、距離を取るかになる。 だから、事件が起こったりするのだろうけど。 人間関係とは難しい。色んな人がいるからなと思いました。
このレビューにはネタバレが含まれています
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