世界観は好きなんだけど
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月20日 17時06分
役立ち度:0人
総合評価:
2.0
キアヌ作品ということで否が応にも期待が高まります。それに予告がとってもいい感じで、私の好みに合いそうな世界観。なので割合と期待しながら見てみました。
のっけから鏡に閉じ込めらた地獄の使者みたいのが出てきたりしてワイヤーアクションもふんだんに使われている。何だかキアヌ=ワイヤーってかんじの構図はいかがなもんでしょうかとも思わないでもないが。。。まぁいい感じに不気味に展開していくから良しとしましょう。
それに出ましたティルダ・スィントン。なんでこの人こういう意地悪な役が似合うのでしょうかね。ジョン・コンスタンティンも変なマシンガンのような銃を使ったりして、ちょっと世界観とのギャップが気になり始めます。
それにしてもレイチェル・ワイズは綺麗です。ナイロビの蜂でも好演していましたが、この映画でもおいしい役どころを押さえている感じがします。風呂場のシーンなんかは、何だかこちらまで息が詰まりそうでハァハァして臨場感ありすぎです。
しかーし、最後になってあの人が出てきてからは「???」の連続で急いで結末を畳んだ感じがして、ものすごく肩透かしをくらってしまいました。いやまったく納得できないようなえっ!?な展開に一気に白けます。怖いオカルトも心霊現象もこいつの登場のせいでなにもかもが台無しですよ。
事前情報のエンドロール後の映像も、だから何?って感じです。