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サンダーアーム/龍兄虎弟
1986年8月16日 上映 / 香港 / 98分“アジアの鷹”の異名を取る探検家のジャッキーは、親友のアランから、かつて自分が思いを寄せていた女性ロー ラが謎の邪教集団に誘拐されたことを知らされる。教団 の目的は、世界に散らばる5つの秘宝“神の武具”を ジャッキーに集めさせ、強大なパワーを手中に収めること だった。ジャッキーは悪の使徒たちの恐るべき野望を阻止 すべく、大量のダイナマイトを武器に、敵の砦である洞窟 へと乗り込む。
スロベニアの娼婦
2009年 / スロベニア / 90分スロベニアの首都・リュブリャナで大学に通っている23歳の女子大生・サーシャ。都会でのセレブな生活に憧れている彼女は、やがてコールガールとして働き始める。順調に稼いでいくサーシャだったが、思いも寄らないトラブルに巻き込まれてしまい…。
ハリネズミの家
2017年 / カナダ / 10分家をこよなく愛するハリネズミ。だがそんな彼を、キツネ、オオカミ、クマ、イノシシはバカにしていて…。欲深い森社会で賢く生き抜くためのスピリットを、孤高のハリネズミが説く。
サラエボ、希望の街角
2011年2月19日 上映 / ボスニア・ヘルツェゴビナ / 104分ボスニアで航空機の客室乗務員として働くルナ(ズリンカ・ツヴィテシッチ)は、サラエボのアパートで恋人アマル(レオン・ルチェフ)と同棲(どうせい)中。そんなある日、空港の管制室で働く彼の勤務中の飲酒がバレ、6か月の停職と禁酒セラピーへの参加を言い渡される。アマルは停職中にイスラム原理主義者のかつての戦友と再会し、次第に宗教に傾倒していく。
ブリキの太鼓
1981年4月11日 上映 / 西ドイツ / 142分ポーランドのダンチッヒを舞台に、3歳で自らの成長を止めた少年オスカルの視点で、1927年から1945年の激動の時代を描いた異色の大力作。ブリキの太鼓を叩き、奇声を発しガラスを割るという不思議な力も身につけたオスカル、従兄との不倫を続ける母、臆病者の父、画面は時代が産んだ奇異なキャラクターとグロテスクな描写に溢れ、その毒気たるや凄まじいばかりのものである。
マインド・ゲーム 〜自分の道を信じて〜
2022年 / 62分2021年難民映画祭の上映作品「シャドー・ゲーム 〜生死をかけた挑戦~」の続編。\nタリバンに父親を殺されたサジド・カーン・ナシリ(通称SK)は15歳のとき、単身アフガニスタンを脱出。\n苦難に満ちた2年間の旅を、スマホのカメラで記録した。\n一人旅の未成年者が西ヨーロッパで保護を求める命がけの旅を、彼らは「ゲーム」と呼ぶ。\n撮影した映像や、映像作家へのメッセージで、彼は自分の歩みを記録する。\nドキュメンタリー SKは、ヨーロッパに行けば、学校に通い、新生活を始められると信じていたが、庇護を求めてベルギーに到着してからも、数か月間にわたる「マインド・ゲーム」に耐える日々が始まる。
ジンジャーの朝 〜さよなら、わたしが愛した世界
2013年8月31日 上映 / イギリス / 90分冷戦下の1960年代ロンドン、ジンジャー(エル・ファニング)とローザ(アリス・イングラート)は何をするのも一緒の幼なじみ。思春期を迎えた二人は学校をさぼって宗教や政治、ファッションについて議論し、反核運動に興味を示すなど青春を過ごしていた。しかし、ローザがジンジャーの父親に恋心を抱いたことや反核運動への意見の相違から、二人の友情に溝が広がっていく。
DJ Ahmet(原題)
2025年 / 北マケドニア / 97分
シルバーレークの待伏せ
1962年 / 西ドイツ / 111分
М(エム)絶望の世界
2025年1月3日 上映 / 北マケドニア / 96分人里離れた森の奥深くで父親と原始的な生活を送る少年マルコ。厳格な父親に森を出ることを禁じられ、外界との接触は一切ない。ヘッドホンで聴く音楽と、“葉っぱの子”の絵本に慰めを求める毎日だ。ある日、マルコは森の廃車で母親と暮らす同世代のミコと出会う。彼との交流はマルコの孤独を癒やしていった。だが父親の目を盗んでミコに会いに行くマルコに残酷な出来事が訪れる。父親の教えに従い、ミコを連れて“妖精”を探す旅に出るが、森の外ではウイルスが猛威を振るう危険で荒廃した社会がふたりを待ち受けていた。
さえない私にさようなら
2023年 / ドイツ / 109分「ファーラウェイ」としても知られる本作の主人公、ゼイネップ・アルティンはもう限界でした。どんなに働いても夫や娘、年老いた父から感謝もされず、そのうえ亡くなった愛する母の遺体に葬儀屋は、彼女のお気に入りのドレスではなく男物のスーツを着せる始末。もう我慢がならないと、ゼイネップはミュンヘンを離れ、母が何年も前に密かに購入したクロアチアの島にあるコテージへと旅立ちます。平穏と静けさを手に入れて再び自分を取り戻そうとするゼイネップ。でもそこには、コテージの元持ち主だった無骨な島民ヨシップがまだ住んでいて...。
ZG80-だからアウェイはやめられない-
2016年 / クロアチア / 90分
ネレトバの戦い
1969年 / ユーゴスラビア / 175分
ひと夏の体験
2018年 / イタリア / 80分
カイマック
2022年 / 北マケドニア / 106分『ビフォア・ザ・レイン』(94)でヴェネチア映画祭金獅子賞を受賞したマンチェフスキの新作。北マケドニアの首都スコピエの集合住宅を舞台とする群像コメディ。題名はトルコやバルカン半島で一般的な菓子の名前。
ヒューストンへの伝言
2016年 / ドイツ / 88分
アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ
2022年4月23日 上映 / ルーマニア / 106分ルーマニア、ブカレスト。名門校の教師であるエミは、コロナ禍の街をさまよい歩いていた。夫とのプライベートセックスビデオが、意図せずパソコンよりネットに流失。生徒や親の目に触れることとなり、保護者会のための事情説明に校長宅に向かっているのだ。しかしそこにはブカレストの街を漂流するかのように、エミの歩く姿が映し出されるだけだ。彼女の抱える不安や苛立ちは、街ゆく人々も共有する怒りと絶望であり、さらにはその街、引いては世界の感情そのもののようであった。猥雑で、汚れ、怒りを孕んだ空気が徐々に膨れ上がっていく…。ルーマニアの鬼才ともいうべきラドゥ・ジューデ監督は、そうした社会の胎動をエミに託し、いきなりのハードなセックスシーンをプロローグとして、続けて物語を三つのパートに分けていく。さらに三つの結末を用意する“マルチエンディング”で、監督はポルノグラフィという問題をブラックコメディとして見せ、映画を終息させる。コロナ禍で浮き彫りにされた社会の偽善や偏見を露見させ、類を見ない傑作の誕生となった。
オオカミ谷のトーマス
2019年 / エストニア / 18分高給のエンジニアの職を失った若くセクシーなオオカミのトーマスは、家族を養うためにジゴロとして働くよう追い詰められる。第3子を妊娠中の妻ヴィヴィには秘密だが、彼女にもまた男性奴隷が参加する女性エンパワーメントセミナーに出席するという秘密があった――。秘密が積み重なった末、互いの愛と結婚は守られるだろうか。
ザ・チキン
2014年 / ドイツ / 15分サンダンス映画祭受賞。たった6歳の少女が「生と死」にいうテーマを突きつけられる衝撃の作品。
沈黙を破った男/黙っていられなかった男
2024年 / クロアチア / 14分1993年2月27日ボスニア・ヘルツェゴビナのストルプチ。ベオグラードから出発した旅客電車が武装した男たちに停められる。無実の市民たちが次々と引きずり降ろされる中、500人もの乗客の中で唯一、一人の男が立ち上がる。
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