ドキュメンタリーのおすすめ映画一覧

1994年に73歳でこの世を去った作家チャールズ・ブコウスキー。多くのアウトサイダーたちから愛され、成功を収めた彼の破天荒な生き方を彼自身が語り出した……。

ボイジャーによって曲を宇宙に送った、ブラインド・ウィリー・ジョンソン。牧師になったスキップ・ジェイムス。シマウマ柄の上着のJ.B.ルノアーら名ブルース歌手の人生を、1ファンであるヴェンダース監督が追う。

雲に魅せられたヘンセル監督が最愛の息子に宛てた手紙の朗読が重なる形で描く、自分探しの旅の物語。

世界的な現代美術家であるオラファー・エリアソンは、ニューヨークのイースト川に四つの大きな滝をつくるビッグプロジェクトに着手する。多忙な彼は、自宅のあるコペンハーゲンとベルリンの制作スタジオをメインに世界中を飛び回る生活を送っていた。一方、ニューヨークのプロジェクトは予想外の問題に時間を取られ、思い通りに進まず……。

イスラエル出身のオハッド・ナハリンは、バットシェバ舞踊団で活躍した後、マーサ・グラハム舞踏団入団、その後マギー・ブラックやデヴィッド・ハワードに師事するなど精力的に活動する。1990年には、バットシェバ舞踊団の芸術監督に就任。彼は現代人が内包する直感的感性を引き出す、オリジナルの身体能力開発メソッドを考案する。

アルジェリア生まれのフランス人ジャン=イヴ・オリヴィエは、1962年のアルジェリア独立戦争後にフランスへと向かうも、パリで投獄された。その後1981年にアパルトヘイト下の南アフリカ共和国を訪れた彼は、この国がかつてのアルジェリアと似た状況だと思い至る。石油ビジネスで富を築いたオリヴィエは、南アフリカ共和国の平和にはネルソン・マンデラの釈放が必要だと考え……。

効率が優先される現代において、膨大な時間をかけ一コマ一コマを丹念に紡ぎ出す映像作家・村田朋泰。その姿にカメラを向け、その人となりや創作の過程から、現代に対するいくらかの批評性が浮き彫りになる。(C)TMC

生まれつき右足に重度の障害を持ちつつも、母国ガーナの障害者に対する偏見をなくすべく奔走する青年エマニュエル・オフォス・エボワ。障害者も社会に貢献できるという信念のもと、彼は片足のみでガーナを自転車横断し、一躍有名になる。やがて、アメリカに渡り、義足をつけた彼は、数々のトライアスロンレースに挑戦する。

プログレッシブロックの代表的バンド「ピンク・フロイド」のシド・バレットと、大学時代の友人だったミック・ロック。バレットとの交友がきっかけで、ミックはアーティストの写真撮影やインタビューを行うようになる。グラムロックやニューヨークのパンクロックといった音楽シーンを追い、デヴィッド・ボウイ、イギー・ポップ、クイーン、レディー・ガガらを写真に収めてきた。