ゾンビ映画大好きで過去にたくさんみてきましたが、韓国版ゾンビは初めてでした。
洋画のゾンビのイメージから、アジア系って少し見劣りするかな、と勝手に思っていましたが、すぐに見入ってしまいました。
主人公はシングルファザーで一人娘を持つ父。
ギクシャクした親子関係から、新幹線にたまたま乗り合わせた人々のキャラクターがそれぞれはっきりでています。
新幹線という早いスピードで走っている乗り物の逃げようもない密閉された場所で、次々と家族や友人が感染していき、またゾンビもゆっくり歩くではなく猛スピードで襲ってくるので、ハラハラドキドキでした。
描写も洋画とも日本とも違う、韓国のあの独特の薄暗〜い映像と猟奇的な空気感が新鮮な怖さで、韓国映画もっと見たいと思いました。
また韓国映画の伏線回収がすばらしく、王道の親子の絆も描かれているけど、その周りに出てくる人のキャラもしっかり出ていました。
展開もはやく最後までどうなるかわからない…、ずっと引き込まれて一気に観終え、でもちゃんと見ている人を裏切らないストーリーなので見終わったときは重い気持ちにはならなかった映画でした。