主要人物さえ前もって知っておけば、誰でも楽しめる内容だと思います。主体となるストーリーもその進め方にも工夫が凝らされており、見ていて飽きませんでした。特に炭治郎が、戦いながら仲間に助けられながらも過去の自分と向き合い打ち勝ってゆく様は見ていて力が入ります。一緒に戦っているような感覚になれます。ここは必見。
煉獄さんの熱すぎる感じと過去設定も、凄く引き寄せられて好きです。彼に惹かれた人は多いと思います。ただ、最後だけ……わたしには、少ししつこく感じました。これでもかと泣かせにくる感じ。ちょっとずるい。あのやり方は誰だって泣くよ。といいつつ、わたしもしっかり泣かされましたが。
泣きたい人や、熱い気持ちに触れたい方には本当にピッタリでお勧めだなという印象です。
個人的にはラストとあまり絵が好みではないので☆ひとつ減らしました。
物語と音楽のバランスもとても良く、見やすいアニメ映画でした。リピーターが多いのも頷けますし、まだ見ていない人にもお勧めしたい作品です。