神奈川県で発生した交通事故から幕を開けていきますが、被害者が握りしめていた麻雀牌と「七夕・きょう」のダイイング・メッセージが謎めいていました。
群馬のへっぽこ警部・山村ミサオに長野県警の美しき女刑事・上原由衣、強面の管理官・松本清長に双子の横溝兄弟も。東京・静岡・長野と同様の未解決事件が続くために各地から名物刑事が集まってきますが、この中に偽物が紛れ込んでいるかもしれないという疑惑によって一気に緊張感が高まっていきます。殺人事件の解決とともに黒ずくめの男たちとのニアミスにも気を配らなくてはならないため、一瞬たりとも気が抜けません。
映画前半では本格的な推理ドラマのように静かに進行していきますが、後半には超高層観光タワーを舞台にしたアクションシーンも用意されていますよ。ヘリコプターからの機銃掃射を受けながらも必死に逃げ回る主人公・江戸川コナンが、愛する毛利蘭を守り抜きいかにして絶対絶命のピンチから脱出するのか見ものです。